
もうすぐ、サッカーはロシアワールドカップが開催されます。しかし、日本代表はハリルホジッチ監督を解任し、混迷の状態にあると言えます。ロシアワールドカップでは正直、苦戦すると言えるでしょう。
これまでのサッカー日本代表はパスサッカーを主体に成長し続けましたがザッケローニ元監督のブラジルワールドカップでの惨敗により、本田圭佑選手を中心に『個の強さ』と言う発言をするようになりパスサッカー+個の強さが必要と訴えました。
それとは別に日本サッカー協会はパスサッカーから縦に速い攻撃とデュエル(1対1での強さ)のサッカーに変更し、ハリルホジッチ監督を召集しました。
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個の強さと縦に速いサッカーの結果

その結果『個の強さ』という言葉は曖昧で誰が強くなり、誰が強くないのか解らない結果を産み出しました。
『個の強さ』とは今までサッカー専門家やスポーツジャーナリスト、サッカーファンが使っていたフィジカルと同じ曖昧さを持っていたからです。
そして縦に速いサッカーも日本に合うのか、結果をみることなく終わりました。結果、この4年間はムダで終わったと言うことです。
日本サッカー協会の責任はとても大きいと考えますが、この責任についてはほとんどのメディアが語っていません。では、サッカー日本代表に本当に必要ような事は何なんでしょうか?それはスペインのロンドです。
日本サッカーが成長するためにはロンドが必要
スペインのロンドを知っている方も多いかと思いますがまずはこの動画を観ていただきたい。
これはスペインの名門クラブ『バルセロナ』の練習風景の中でロンドを練習しているところです。
ロンドとは円を組んでパスを回して敵にボールを取らせずボールを走らせる練習です。
このロンドを一つ普及することでサッカー日本代表が強くなります。このロンドを普及する事がなぜ、日本代表が強くなるのでしょうか?
ロンドを練習に加えるとサッカー日本代表は強くなる

なぜロンドを練習に加えると日本代表が強くなるのか?それはパスサッカーに必要な全てが理解できるからです。
- パスをする相手を瞬時に見つける力。
- どこに動けば敵に取られずパスを受けれるか理解する力。
- ボールを走らせ、相手を走らせ疲れさせる力。
- 敵のプレッシャーを上手くかわせる力。
- ロンドを練習した選手同士は意志疎通が早くなる。
上記のような利点がある。しかし、日本代表選手だけが練習するのではいけない。全てのサッカー選手がロンドを練習しなければいけないのである。
ロンドの普及は全てのサッカー選手に必要な理由

サッカースペイン代表はロンドを練習にしているバルセロナを中心に選ばれパスサッカーを主体にして強くなってきました。現在はレアル•マドリード選手が中心に選ばれ新たなスペイン代表を構築しようとしていますが….。
何が言いたいのかというとスペイン代表はロンドを練習しているバルセロナの選手を代表にしてどんなパスを出せば良いのか、どこに動けばパスを受けれるのかななど気心が知れた選手を集めてパスサッカーをしているのです。だから、スペイン代表の試合は面白いようにパスが通るわけです。
では日本でこれが出来るでしょうか?例えて言えば浦和レッズの選手を中心にして他のチームから何人か選ばれる代表。正直、難しい言わざる負えない。それは日本ではスペインのようにビッグクラブは無く平均的なチーム状態だからだ。
日本サッカー協会とJリーグ協会がしなければいけない事
これからが本題である。日本サッカー協会とJリーグ協会しなければいけない事はまず、Jリーグ全てのチームにロンドの練習を加えることをお願いする。これは日本代表の練習日程は本当に少ない。それにパスサッカーは選手同士の意思疎通をするには時間がかかる。
しかし、どのチームでもロンドを取り入れていれば日本代表に召集されてもパスサッカーの基礎が出来ている状態にある。そこで代表選手同士でロンドを練習すれば、すぐにパスサッカーが出来る。
それと、文部科学省に大学、高校、中学の部活や体育の授業にロンドの練習を加えること陳情して日本サッカーにはロンドが必要であると多くの人に広める。多くの日本人に広まるとパスサッカーの大切さがわかる。
ロンドを練習に取り入れてもらうためにどういう風に練習しなければいけないのか?どういうことを意識して練習しなければいけないのかをDVDなどを作成し配布するなど丁寧な作業をJリーグ協会が率先してするべきである。
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最後に
日本は明治維新に西洋の良い文化を日本風にアレンジしながら入れていきました。日本がパスサッカーを主体にするのであればスペインのロンドを取り入れ、日本風にアレンジして浸透していけば必ずサッカー日本代表は強くなっていきます。
私は子供のころトヨタカップで観たACミランのオランダ三銃士と言われたファン•バステン、ライカールト、フーリットでサッカーを好きになり、現在までサッカーを見続け出来ました。
私の願いは死ぬまでに日本代表がワールドカップで優勝する所を観れたらと思っています。