
なんば歩きは江戸時代にまでさかのぼる方法であり、当時の人々が利用をしていた歩き方です。
時代は大きく移り変わり便利になった現代、スポーツの世界では江戸時代までの歩き方にスポットを当てています。
アスリートたちが注目をする歩き方は、日ごろのスポーツにも生かすために活用をしていますが、一般人にも浸透をしてきた手段です。
普通の歩き方は右足と左足が大体セットですから、両方の手足が同時に動くような歩き方をすることはほとんどありません。
しかし江戸時代までの人々は少しでも、歩くことへの負担を減らして楽に、快適に歩けるようにと、右の手足は同時に動かし、左の手足も同時に進む歩き方をしていました。
これが現代の日本のスポーツ業界でも浸透をしている歩き方であり、同側型動作は現代人にはいささか難しく感じるものの、江戸時代を生きた人には一般的な歩き方です。
なんば歩きは負担の少ない歩き方
本当になんば歩きはオススメなのかという点からみていると、効率的にどのような道も体を使い歩くことができるので、足腰への負担の少ない歩き方になります。
歩き方を間違えると足腰にダメージが加わることもありますが、なんば歩きは安定性の効果がある方法ですから、快適で安全な歩行を行うことが可能です。
散歩にしろ何にしろ徒歩での体を動かすことは、健康にも良いとされていますので、身体に無駄な負担のかからない快適歩行は、アスリートのみならず一般人にも注目を集めることとなりました。
なんば歩きを習得すると階段、坂道も快適に歩ける
プロのスポーツ選手でも一般人であっても、普段から歩き方を切り替えてなんば歩きを意識するようになると、時間を長く歩いてもこれまでより疲労感を感じにくくなるのは利点です。
多くの人は階段も坂道もきついと感じますが、歩行手段を江戸の時代を生きた人々と同じようにしてみると、これまでにない快適な歩きを手に入れる事になります。
手ぶらなら歩行も楽ですが、荷物を持つと余計に進むのは大変に感じる物の、荷物を持っていてもこの歩行だったら平気です。
ミズノウォーキングアドバイザーの上野敏文さんの動画がとてもわかりやすのでぜひ、確認してみてください。
まとめ
ほんの些細な変更ではあるものの、江戸の人の知恵が生きたなんば歩行は、無駄にエネルギーを使うことのない、いわば省エネのような歩きでもあります。
大きなエネルギーを消化しない手段であれば、人間の体に対しても大きな負担をかけるようなダメージはありません。
なんば歩きを意識するのが体をまた関節を軸としてまわすことであり、腰を無駄にひねらない歩き方をすることです。
腰を西洋の合歩き方みたいにひねりはしませんので、腰に対しての負担もすくなくなります。