結婚生活を幸せにするために一番大切な事は、お互いに感謝の気持ちを持つということです。
どんな事でもして貰って当たり前と思ってはいけません。
それぞれの家庭で役割分担は違うと思いますが、男性が働いて女性が家の事をしている場合は、男性は女性が家の事をしてくれて自分を支えてくれているから働くことができる事、女性は男性が働いてくれて家庭に収入をもたらせてくれているから生活できる事、それをお互いに感謝することが大切なのです。
夫婦共働きの場合も同じですが、もし男女同じ条件で働いている共働きなのに、夫婦どちらかに家事を全部させてそれを当たり前だと思っている方がいたら、その結婚生活はそのうち破綻しても仕方ないと言わざるを得ません。
どちらかの負担が大きいのを当たり前だと思ってはいけないのです。負担が重い方の不満は徐々に溜まって取り返しがつかない事になります。

子育て中はお互いに感謝
子供がいないうちはまだ大丈夫かもしれませんが、仕事、家事に子育てまで加わり、それをどちらかに全部押し付けていると、押し付けられた方が押し付けた側への愛をすり減らしていきます。
仕事も家事も子育ても本来二人で担うものだと自覚し、どのような些細な事でもして貰ったら感謝の気持ちを持たなければいけないのです。
感謝の気持ちがあれば、自分ができる事は自分でしようと自然と思うでしょう。
子育てに追われている奥さんに向かって、自分の食事や着替えの世話を要求しようなんてことはしないはずです。
本来はその食事や着替えを後にして、子供の世話を一緒にしなければならないのですから。
会社と家庭を考える
会社など職場では役割分担がはっきりしていて、自分の仕事は自分の仕事、他人の仕事は他人の仕事でときっちり分かれているかもしれませんが、夫婦生活では違います。
家庭内で発生している様々な仕事は、夫婦どちらもが行うべき作業なのです。
それを自分ではなく相手がしてくれたのだから、相手に感謝の気持ちを持つのは当たり前の事なのです。
役割分担をはっきり決めている場合でも、それは同じです。
まとめ
心で思うだけでなく、言葉や態度でそれを表すことも重要です。
夫婦だから伝わっているだろう分かるだろうと甘えるのではなく、きっちり感謝の気持ちを相手に伝えてください。
心を込めて「ありがとう」と相手に言うだけでも良いのです。
結婚生活を幸せにするにはお互いがお互いの事を思いやり、感謝の気持ちを持ち、それを相手に態度や言葉で伝えることが何よりも重要なのです。