
統計によると1年間で離婚をした件数は婚姻をした件数のおよそ3分の1にも達します。
割合としてはかなり高いようですが、最近の動向を見ると婚姻率が大きく減少しているためです。
最近の動向を見ると、離婚率もまた減少してきています。
結婚をしたならば、別れることなく仲良くしていきたいと思うのが当然のことですが、元々は他人同士だったので喧嘩をすることもまた可能性をなくせないものです。
ならばどうすれば夫婦円満でいられるのかというと、幾つかの秘訣があります。
コミュニケーション不足によるすれ違い
まず、すれ違いが起きるのはお互いにコミュニケーションが取れていないことが原因となりやすいです。
ですから、会話をすることを、決しておろそかにしてはいけません。会話と言っても「今日は早く帰る」とか「足りないものを買ってきて」というような連絡事項を伝えることでコミュニケーションが取れているとはいえません。
何も難しい話をしろというわけではなく、子どもや家族、仕事など日常生活でどのようなことがあったのか、どういう人と出会ったのかといったことを話せば良いだけです。
ここで気をつけなければいけないのは、相手は話す内容について批評をしてもらいたいわけではありません。実害が出るような間違いではない限り、相手の言っていることは聞いてあげましょう。
あなたの話は愚痴になってませんか?
それから嫌なことが遭ったときに愚痴を言いたくなるものですが、愚痴は聞いている相手に対して、それ以上の不快感を与えるものです。
夫婦だから愚痴を聞いてもらってストレス発散をしよう、と延々と話していると最終的には会話をすることが苦痛になってきます。
愚痴を聞かせている相手の顔をよく見て、切り上げる頃合いを見計らわなければかえって夫婦関係にヒビが入るかもしれません。
感謝を伝えましょう
その会話の中では、日頃子供の世話をしてくれることや、家族を養うために仕事をしていることなどを感謝する気持ちも盛り込みましょう。
感謝をすることなくすべてが当たり前になっていまうと、不満につなげることもあります。
まとめ
それから刺激も必要です。毎日食事をして仕事や家事を一生懸命にこなして、帰ってきて寝るというのを繰り返しているとお互いに同居人のような関係になってしまいます。
何かの記念日にはちょっと手間を掛けたごちそうを作ったり、どこかのお店で食事に行ったりするのも良いでしょう。
時間がとれるようでしたら、夫婦で山や海などに日帰りで言ってみるのもおすすめです。
とにかく日常とはかけ離れたシチュエーションを作り出すことが、お互いの存在を再確認するための儀式となりえます。