
門田隆将氏のジャーナリストの評判はかなり高いものがあるといってもいいでしょう。そして最近はさらにその評判を高くしている感があります。門田隆将氏は朝日新聞関連の批判でその知名度を高くしているところがあります。これは的確に朝日新聞の批判をしているところから多くの人から支持されるようになっているのでしょう。
正しい事しか書かないと思われていた新聞との戦い
これまでは朝日新聞は嘘など書かない真っ当な新聞だと信じられてきましたが、その嘘を証拠を持って示したのが門田隆将氏でした。同氏の特徴的なところは証拠を持って十分な根拠に基づいて批判をしているところです。そのため、大企業である朝日新聞の様なところに対してもひるむところがありません。
門田隆将氏が見つけた真実
例えば、東日本大震災時の原発事故の時の吉田調書の朝日新聞の報道についても、明確に誤報だと自分のブログで紹介しました。その後吉田調書の内容が政府に公開されるという事になり、朝日新聞は社長自らが誤報に対する謝罪会見を開くという驚くような事態になっていきました。
このような事になったのも門田隆将氏がしっかりと事実に基づいて批判をしていたからだという事が言えるでしょう。それに対して世間の評価が高くなるのは当然の事です。
何しろ朝日新聞は当時はまだ世間から一流の新聞と考えられていて、嘘など言うはずがないというのが一般的な考え方でしたから、そのようなところに対して一人のジャーナリストに過ぎない人が真っ向から誤報だというような事を言うことはまず出来るような状況ではありませんでした。
今でこそ朝日新聞のねつ造は世間がよく知るところとなりましたが、当時はまだそれほどの新聞とは思われてはいなかったので、そのような状況下でしっかりと正しい批判をしていたという事は驚くべきことだと言っても良いはずです。
何しろ今でも朝日新聞は個人に対する攻撃をやめません。大企業でありながら一個人を相手に朝日新聞を批判するような個人に裁判を起こすような事もしていて、この事を見ても朝日新聞がいかに攻撃的な新聞社なのかという事が分かります。それを当時の状況かで恐れないで批判しているというのは、いかにジャーナリストといっても難しいことだったと考えられます。
最後に
実際に門田隆将氏以外のジャーナリストで朝日新聞を彼ほど的確に批判出来た人はいませんでした。ジャーナリストの中には朝日新聞のねつ造体質を知っていた人もいるのでしょうが、彼ほど明確に事実を示して批判で来た人はいなかったわけですから、その正しさが証明された今、彼の高い評判も当然という事になるでしょう。
最後にこの言葉をあなたに送りたい。日本では有名な田原総一朗氏はジャーナリストに必要なことは「権力の監視」と言いました。しかしアメリカのジャーナリストは現状を理解し、このように発言しています。
「今日のアメリカにおいて、報道の自由などというものは存在しない。わたしは正直な意見を新聞に書かないことで給料をもらっている。われわれは金持ちたちの舞台裏の道具であり、召し使いだ。われわれは知性の売春婦なのだ」
ニューヨークタイムズ記者 ジョン・スウィントン