
感謝日記とは、その日に起きたことの感謝の気持ちを表したい出来事のみ日記にすることです。他人への感謝の気持ちを文字にすることは、心をポジティブにするほか引き寄せ効果もありますが、運用方法を工夫することで夢の実現への近道にもなります。
感謝日記はどのように書けば良いのか?
書き方はさほど難しく考えずに、日々起きたことのうち少しでも感謝したいと思ったことを、出来事・原因や理由・感謝したい相手の3つに分けて箇条書きする方法です。
例えば自分のツイートにいいねが100ついた場合、例文としてまず出来事は「ゲリラ豪雨がきそうだったのでツイートしたらいいねを100もらった」と記入します。
理由の部分は「ゲリラ豪雨の情報を誰よりも早く伝えることができた」など、わかりやすく簡潔な文章で記入し、感謝したい相手は「いいねしてくれた人たち、フォロワーさんもフォロワー以外の皆さんも全員ありがとう」など、対象を明確にするのが基本です。
感謝したいと思える出来事がなかなか見つからない場合は、単純なことやネガティブをポジティブに変えても構いません。
ネガティブさえも感謝日記に書けます
仕事中のミスは通常はネガティブになってしまうため、感謝したいと思うことは無いかもしれませんが、例えば作成した資料が不十分なせいで相手先に指摘され上司に注意された場合でも、アイデア次第で感謝日記に綴ることが可能です。
例文としては出来事が「打ち合わせが不調に終わり、1週間後再度、相手先と打ち合わせをすることになった」と、事実を記入します。理由や原因は「事前に作成した資料が不十分でミスも多かったが、そのおかげでしっかりと準備が必要だと気づいた」などとし、感謝したい相手や言葉として「相手先の担当者の方、ありがとう」とすれば、ネガティブな出来事もポジティブに変えることができます。原因がハッキリするため、ミスを改善するためには何をすれば良いかが明確となり、ミスさえも次へのステップとなります。
最後に
注意すべき点としては、無理やりだったり嘘を書かないことです。無理やりはストレスとなり、かえって逆効果となってしまいます。
話を勝手に作ったり想像で書くことも可能ですが、実際に起きていないことを書いても、改善を実行に移すことは無いため意味がありません。
小さなことで構いませんから、どんなことが実際に起き、誰のおかげで気づいたか。また誰に対して感謝の気持ちを伝えたいかを明確にすると同時に、文章として残すことで改善点を見つけ今後に繋げることが大切です。