
ほめ日記とは生活する中で自分の行動を褒めるように書き綴っていく日記のことです。
習慣化することで様々なメリットがあります。ここではその効果と書き方について書いていきます。
これからの日々をより良く過ごしたいと考えている方はご参考にしてください。
自分をほめるとポジティブになれる
まず効果に関しては、自分を褒めて認めてあげることで人にも優しくできるようになる点が挙げられます。
特にネガティブな気持ちに陥りやすい人にとっては、少しずつポジティブな考えに転換できます。
プラス思考は幸福感を与えて、ストレスを緩和し気持ちにゆとりが生まれるのです。
すると感情のコントロールもできるようになり、周囲とのコミュニケーションを円滑に進めて、適応能力の向上にも繋がります。
ほめ日記を書くと行動力がつく
さらに、実際にほめ日記を続けて行くと褒められたいと次第に思うようになり、ちょっとしたことでもがんばってみたくなります。
いつもなら力を抜いていたことでも、褒められポイントだと考えると自然と行動に移すことができるようになるのです。
また、人からの評価ばかりを気にしすぎて控えめな発言になってしまっていた場合も、自分を基準に褒めていけるので前向きに取り組めるようになります。
1日の最後をほめて気分良く終わる
寝る前に1日の行動を思い出して書くことでポジティブな気持ちのまま眠りにつくことができます。
嫌なことを思い出して寝られなくなるといったことを解消する効果も期待できるのです。
書き方の注意点はその日の出来事の説明にならないように、褒め言葉や褒める言い回しで書いていくことです。
例えば「今日は掃除ができた」ではなく「今日はきちんと掃除ができて偉かった」と褒め言葉を入れることが特徴になります。
偉い、素晴らしい、よくやったというような多くの褒め言葉を散りばめるとより効果的です。
根気よく自分をほめる事が大事
ほめ日記では、1日に褒められる出来事を10個ほど綴っていくことが推奨されています。
しかし、最初のうちは褒めることにも慣れていませんから、なかなか難しいこともあります。そんな時は3個や4個くらいでもかまいません。
朝起きられたことや遅刻をしなかったことなど、小さい出来事から始めて行けば良いのです。
ほめ日記をつけたことを褒めるだけでも1個は達成できます。
まとめ
自分で自分を褒めると聞くと、なんだか気恥ずかしい感じもしますが誰かに見せるものでもありません。
自分自身のため、心理的に自立できるようになるメリットを考えれば、効果的な方法です。
なんだか心が晴れないな、という人にはうってつけの方法だと言えます。
私は約2年前からほめ日記を今日まで毎日欠かさず書いています。以前は嫌なことがあるとずっと引きずって頭の中で考えていました。
でも、ほめ日記を書き出してからは、嫌なこと、仕事のミスなどがあっても、今の自分は全力でやったんだからと自分を受け入れるようになりました。
そして、次はうまくいくように頑張ろう!と気持ちの切り替えがうまくなっています。ぜひ、今日からでも、ほめ日記を始めてみてはいかがでしょうか。