
自分をもっと好きになりたい、自信をもちたい、そういう願望から一日の自分の行動を褒める『ほめ日記』をはじめる人が多いのではないでしょうか。しかし、毎日、自分を褒める事なんてなかなか難しいことですよね。ましてやはじめて書き始める人は、本当に効果があるのだろうかという思いもあるでしょう。
ほめ日記を毎日書くことで幸福感が増える
疑問をもつ前にまずは行動すること、これが自己肯定感を育てる第一歩だと思います。自分をほめる内容は、はじめは当たり前の日常だったり小さな事でもいいのです。
例えば、毎日朝早く通勤している方は『今日も朝早く起きることができてえらいね』とか『今日も仕事よく頑張ったね。私は凄い!』など当たり前のようにやっていることを書いてください。また、ほめる言い方によって効果は変わってきます。
ほめる内容を箇条書きのように説明するのではなく、自分自身をほめる言葉や前向きな言葉で書く。それが自分ってこんなに頑張っているんだと幸福感が増す事に繋がっていきます。
ほめ日記で使える言葉
ほんの一例ですがほめ日記に使える言葉です。
いいね 素敵だね かっこいい かわいい 素晴らしい 凄い センスがある 元気だね 上手いね 前向きだね 頑張ったね やればできるじゃん 成長しているね 偉いね 運がいいね 最高だね 凄い感性を持っているね 輝いてるね 勇気があるね
ほめ日記を書いて自分には良いところがある事を知る
自分にはほめるところがあるという前提でこのほめ日記に取り組む事で、今まで見えていなかった自分の長所が少しずつ明確に見えてくるようになります。このようにほめ日記を続ける事により、自分の長所を見つけるだけではなく、さまざまな効果が期待できます。
わざわざ日記をつけなくてもと思う方もいるかもでしれませんが、書く作業により自分の良いところが意識でき、より鮮明にあなたの心や体にその幸福感が伝わることができます。
自分に優しくなると人にも優しくなれる
実際に日記をつけることの効果としては、自分や周りの人の行動が客観視できるようになり、人にも優しくなることが可能です。あなたが普段接している相手に思いやりと優しさをもつことで、相手も心地よい気分になりきっと、今よりずっと良い信頼関係が作れることでしょう。あなたの取り巻く環境が優しさに包まれれば、きっとストレスを感じる事が少なくなり気持ちにゆとりがもてるようになれます。
大人になればなるほど、自分をほめる行為は想像以上に難しいものだと思いますが、プラスの感情がもたらす効果は絶大できっとあなたの生活を豊かにしてくれるはずです。
最後に
忙しい人でも、自分の手帳にたった一つでもいいので書いてみてください。毎日つけた自分へのほめ言葉が貯まれば、それはきっとあなたの宝となり読み返すだけで幸せになれるとっておきの特別な本となることでしょう。人に褒めて認めてもらいたいのなら、まず自分が自分を認めて褒めてあげる事、そうすればあなたの生活は驚くほど変わっていくはずです。