マススタートの点数の付け方を知ればより面白くなる!?

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マススタート

下馬評はあまり高くなかったものの高木菜那選手が金メダルを獲得した事でアイススケートの一種であるマススタートが一気に注目されました。

ちなみに平昌オリンピックが初めての開催となりましたので高木選手は初代女王となり歴史に名前を残しました。このマススタートはスピードスケートと同じようにゴールに一番速く辿り着いた者が勝ちとなる競技です。しかし他の種目とは大きく違う点が1つあります。

それはゴールに辿り着くまでにいくつかのポイントがありそこの通過順位にも点数がつけられている点です。

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マススタートはポイントの付け方が肝!

この競技は合計で16周回して順位を競うのですが獲得ポイントというものは4周目、8週目、12週目、16週目に与えられるポイントの事を指します。中間ポイントで獲得できるポイントは1位で5ポイント、2位で3ポイント、3位で1ポイントとなっていて最大で獲得できる中間ポイントは15ポイントです。

最終的な1位は60ポイント、2位は40ポイント、そして3位が20ポイントとなっており最終位を獲得すれば文句なしに1位を獲得する事ができる仕組です。2位以降は変動する要素があり最終的に3位でゴールしたからといって、中間ポイントによっては2位になることもありますし4位転落してメダルを逃すこともあります。

そのため4の倍数の周回では様々なかけいひきを見る事ができます。平昌オリンピックでも一気にスパートをこのタイミングでしかけてポイントを通過した後に一気にペースを緩めたりする選手が現れるなど見てハラハラドキドキして面白かったです。

マススタート

オリンピックで人気急上昇!マススタートの報奨金はいくら?

2018年4月2日

マススタートは駆け引きが面白い!!


簡単に16周と言ってしまいましたが1周あたり400メートルありますのでそれを16周ですから6,400メートル滑走する事になります。多くの選手が一斉にスタートすると転倒が心配になりますから最初の周回は加速が禁止になるというルールもあります。

距離が長いですから、たまに周回遅れになる選手もいますが、その場合はほかの選手の滑走を妨害してしまった場合は失格になるというルールも存在します。このマススタートで必要となってくるのはリンクの最も内側のきついコーナーを回る技術力と、駆け引きする力、レース展開を読む力で、スピードスケートよりもショートトラックに近い特性を持っています。

最後に

見所は何といっても展開次第で大きく順位が変動する要素がある事といえそうです。また決勝戦では最終的な順位が重要になってきますが、準決勝では獲得ポイント順で決勝に進める人が決まりますので中間ポイントをとりにくという点も見所が満載の競技です。

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